間地泰正(まじやすまさ)
間地泰正(まじやすまさ)
2008年に旺文社入社。社内システム担当・ライツの制作推進・塾向け提案営業の各セクションを経験したのち、沖縄の学校法人に出向し事務局次長として財務・総務を統括。現在は、情報システムと人事の両方の観点から社内DXや基幹システム改修、新卒採用等の業務を担当・推進する。2006年、KING参加者。
企業紹介
創業92年の教育出版社。学習参考書、資格・語学対策書、辞書、児童書、受験雑誌等を扱う。大学情報サイト「パスナビ」の運営や「ターゲットの友」など学習サポートアプリの提供、さらに国内出版社初のコーポレートベンチャーキャピタルによるEdtech企業への出資など、出版に留まらず教育に軸足を置いたフィールドで、多彩な挑戦を行う。
スポンサー企業としてのKINGへの思い
私たちのドメインである教育事業は、公共性の高い領域と捉えられがちですが、ビジネスを通して解決できる課題もたくさんあります。ビジネスマインドで社会課題の解決に心を燃やす学生を応援したいと思い、協賛いたしました。学生のうちに、チームで一つのアウトプットを生む経験をすることは、同時に未来へ繋がるインプット、貴重な学びの機会でもあります。皆さん一人一人の熱意と挑戦が、新時代を告げる号砲となるでしょう。どうか全力で楽しまれますように!
(Business Contest KING 実行委員会HP 『スポンサー企業の皆さまから学生へのメッセージ』
より抜粋)
間地氏とKINGの関係
ーーまずは、自己紹介をお願いします。
大学卒業後2008年に旺文社に就職し、以降旺文社にずっと勤務しています。といっても実は、社歴の半分は出向です。沖縄にある、英語で授業を行う幼小中一貫校を運営する学校法人の事務局に5年半、品川にある教育ICT企業の社長室に2年ほど在籍し、マネジメント中心にいろんな経験を積ませてもらいました。
そうそう、協賛のきっかけでもあるのですが、私実は2006年、大学3年生の時にKINGのビジネスコンテストに参加しているんです。
KINGに参加したきっかけ
ーーそうだったんですね!KINGにはどのようなきっかけで参加されましたか?
サークルの先輩がKINGに参加していて、とても面白かった、興味深い体験だったと言っていたんですね。自分もその先輩も商学部で学んでいたのですが、アカデミックな世界のビジネスの考え方とはまた違った、色々な学生との議論が刺激だったと聞いて、自分も応募してみようかなと思い、ひとりで応募してみました。
ーーKINGのビジコンは初対面制ですが、ひとりでの応募に抵抗感はなかったのですか?
私はひとりだからこそ挑戦しやすかったです。人は大人になるにつれ、自分と同じ属性、似たタイプの人とばかり付き合いがちになっていきますが、KINGでは様々な属性の人と出会い、ゼロから関係を築き上げていく点も、良さだと思いますね。
KING参加から得たもの
ーーKING参加時の思い出や得たものがあれば教えてください 。
企業のセミナーやコンサルタントのフィードバックなどのインプットを踏まえて、仲間と議論をしながら一つのプランを生み出していくっていうところの大変さと面白さを今でも覚えてます。スポンサーメッセージにも書かせていただいたんですけど、やっぱりチームで何かアウトプットを出すっていうのがすごく貴重な経験だなというのは思いますね。
大学の学問って基礎から学んで自分で消化して、体系だったアプローチを身につけるという性質のものです。
それはそれで一つの尊い経験なんですが、それとは別の意味でとても貴重なインプットでした。
(間地さんにKINGコンテスト参加時の資料をお持ちいただきました→)
KING参加者、学生へのメッセージ
ーーKINGに期待していることはありますか?
参加者の「全力」を引き出してほしいですね。 私も参加当時、自分のなけなしのあらゆる知識や経験を総動員して取り組んだので、この期間で成長もしたし、自分の当時の限界も感じました。RPGでいうと、レベルが5つくらい上がったみたいな感じです。
KINGのビジネスコンテストは、ビジネスプランを一つ練り上げてプレゼンするのがゴールで、これはひとつのアウトプットです。一方で、このビジネスコンテストを通したあらゆる体験が若い皆さんにはインプットの機会だと思っています。自分はこういうところが足りないんだな、こういうことに興味があるんだな、こういう人がいるんだな、みたいに学ぶことで残りの学生生活の過ごし方を振り返ってみても良いんじゃないかなと思いますね。
ーー最後に、今の学生へのメッセージをお願いします。
私は学生の時分、留学やインターンなどには興味のなかったぐうたら大学生だったのですが、先輩や友人の経験を見聞きして、ちょっとこれ面白そうだなって興味が湧いたものであれば、気軽にトライしていました。KING参加もまさしくその一環でした。
学生であることの価値って色々ありますが、若い人が集まる「場の力」「場にアクセスできる権利」もそのひとつだと思うんですね。KINGも若い人が集まって何かをするというその「場」にものすごく価値を感じています。
学生のうちにKINGのようなリアルな「場」を覗いて、ぜひいろんな属性の人に声をかけ、お互いのことを話して理解し、刺激を受けあってほしいですね。結果として仲良くなっても、ならなくてもよいんです。他者と関わりを深める体験が、お互いにとって後々の記憶に残るような良い機会になると思います。
ーーありがとうございました!
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