ソフトバンク株式会社インタビュー

松尾啓史(まつおひろし)

2019年ソフトバンク株式会社に入社。2022年3月まで法人ソリューション営業として、AIやDX促進による顧客企業の解決を目指し、大手企業や自治体含め、累計200社程度を担当。

社内異動制度を利用し、2022年4月から新卒採用人事に異動。現在は、海外採用や地方創生インターンTURE-TECH企画のリーダーも務める。

企業紹介

世界的な投資企業であるソフトバンクグループ株式会社を親会社に持つ通信・IT企業。1981年の創業以来一貫して変わらない志「情報革命で人々を幸せに」のもと、常に新しい時代に向けて変化を起こし、優れたサービスを通して人々に幸せを届け、感動の輪を広げることを目指す。近年は、コアビジネスである通信事業の持続的成長を図りながら通信キャリアの枠を超え、300社以上の子会社・関連企業と共に、金融事業やヤフー・LINE事業など情報テクノロジー領域の様々な分野で積極的に事業を展開している。また、デジタル化社会の発展・社会問題の解決に不可欠な、AIを活用した次世代社会インフラの構築を見据えている。

スポンサーメッセージ

弊社代表の孫正義もよく「志高く」というワードを口にします。この文章を読んでいる皆さんにとって志したいものって何ですか?


正直、まだ決まっていない。わからない。という人も多いと思います。そういった人こそ、このKINGで多くのことを経験して、自分自身の「志」を見つけてください。


KINGでの得られる経験は我々ソフトバンクが保証します。


一歩前へ、踏み出しましょう!


目次

ソフトバンク・松尾さんとKINGの関係 

ーー ソフトバンク様の協賛理由を教えてください


近年、優秀な若い子たちが何かに一生懸命取り組むという環境が無くなってきていると感じていて。特にコロナ禍でコミュニティが減り、イノベーションの機会・環境が若い子たちに行き渡らなかった。KINGのような、一生懸命新しいことに挑戦できる、みんなで集まって切磋琢磨できる場所というのは、ぜひお手伝いしたいという思いで協賛しています。


他にも、ソフトバンクが地方創生/課題解決型インターン「TURE-TECH」を毎年夏に開催してて、KINGの参加者の中にも地方を盛り上げたい!本気の課題解決を経験したい!という方々が多くいるので、そういった熱意のある方にも知ってほしいなという思いもあります。


ーー これまでKINGに関わってみて、実際どうでしたか?


KINGのスタッフの子達とも何度も交流したし、本コンやABCのコンサルや審査員もして、SB×KING※では僕以外のソフトバンクのメンバーも巻き込んで関わっているけど、シンプルに楽しいよね。一審査員として学生の話を聞くのも面白いし、SB×KINGでは一緒に企画を立て付ける側だったけど、それをKINGerと一緒にひとつのことを考えるのは僕もめちゃめちゃ楽しい。「もっとこうしたらよくなるんじゃないか」って少人数で作戦会議するのは…なんだろうね、あの感覚なんなんだろう…?

※2023年2月に開催したソフトバンクとKINGの合同ビジネスコンテスト。ソフトバンク本社にて開催し、KINGer、一般参加者合わせて約80名程度が参加。決勝は孫正義がプレゼンする会場で実施した。


ーー 文化祭準備のような?


あ!そうそう!文化祭の前の日とか、修学旅行の夜に布団合わせて作戦会議する感じ。そういう感じは好きなので、協賛云々ではなく、シンプルに楽しいと思っています。


ーー 松尾さんはKINGに長く関わって下さっていますが、KINGに変化や進歩など感じますか?


代ごとに全く色が違うなと感じているので、毎回参加するのが楽しみです。あと、年々ノウハウとか知識とかがアップデート、蓄積されていってて、KINGは団体として成長を重ねているなと思いますね。

KINGの魅力

ーー 松尾さんが思う、学生にとってのKINGのコンテストの魅力とはなんでしょう?


もちろんビジコンなので、参加者としての期待値はビジネスを学んで良いプランを作りたいとか、企業にアピールしたいとかあると思うけど、一番の魅力は、「短い時間の中で、ひとつの課題に対して一生懸命考える機会」であるということだと思っています。ビジコンの参加者って、いわば記憶ゲーとも言われる特殊な日本の受験勉強を数年間やってきて、長いスパンで物事に取り組んできたことはあるけれど、「じゃあこの3日間で死ぬほどこれを考えてください。でもその答えは無いです。」みたいな環境って、自分から飛び込まない限りなかなか経験することって無いのかなと。最終的なアウトプットがどうなるかは分からないけど、短い期間で一生懸命やれば色んなことに気づけると思う。「自分ってこういう人間だったんだ」っていう新しい発見だったりとか、「次やるときはもっとこうしたらいいんじゃないかな」とかを、終わった後の帰り道や翌日起きて学校に行く時に、絶対振り返って考えると思うんだよね。これはそういう環境でないと得られないと思う。


受験勉強で「自分」について深く考えることはあまりないけれど、自分を内省して見つめることは成長に大きく繋がると思う。その成長がさらなる内省に繋がって好循環を生む。そんな環境を提供できるのがKINGの良さかなと思います!

今の大学生へメッセージ

ーー 当時の自分や今の大学生に伝えたいことはなんですか?


僕は高校時代、海外の高校に通っていて、文化祭が無かったり、治安の問題で友達と寄り道も一切できなかったりと、日本の学生生活に憧れていました。日本の大学に入る時にひとつ決めていたことがあって、それは、この大学生活を10年後、20年後とか死ぬ時に振り返って、「未来の自分が羨むような4年間にする」ということ。実際すごく充実した大学生活を送ることができました。


今の大学生は、多分コロナ禍でイベントが制限されていたりだとか、修学旅行が中止になったりとか、もやもやを溜めたまま進学した人が多いと思っていて、僕もタイにいて日本のイベントに参加できず物足りなく感じていたので、多少気持ちは分かるかなと思います。だからこそ、この4年間、終わった時にやり尽くしたってくらい何かに一生懸命に過ごしてほしい。一生懸命ビジコンに参加するでもいいし、一生懸命旅行に行きまくるでもいいし、一生懸命恋愛するでもいい。一生懸命過ごすと「自分ってこういう人生を歩みたいんだな」とか「こういうことやりたいんだな」っていうのが少しづつ分かってくると思うので、なんでもいいから、あれ青春だったな〜と思えるものが見つかるように過ごしてほしいです。


ーー ありがとうございました。


話に上がった地方創生/課題解決型インターン「TURE-TECH」の詳細はこちら!!

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