小川佐智江(おがわさちえ)

東京農業大学栄養科学科を卒業後、業務用食品卸会社へ就職。その後、一般社団法人で日本酒のPR、旅館の仲居を経て2017年にオイシックス・ラ・大地に入社。現在は、HR本部採用広報セクション、人材スカウト室を兼務。

金田彩音(かなだあやね)

台湾国立台北大学時代、ヴィーガン系スタートアップの立ち上げに携わり、第40回日中学生会議委員長を務める。2023年にオイシックス・ラ大地に新卒入社。現在はHR本部人材スカウト室、採用広報セクションを兼務。


企業紹介

「食のサブスクリプション」をベースとしてビジネスモデルを複数展開している会社。特徴としては、安心安全な食材を生産している全国の有力な生産者との関係を構築し、その食材を全国の消費者提供している。メインブランドはOisix、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会。その他にもお買い物難民向けの移動スーパーとくし丸や保育園事業のすくすくOisixなどいろいろな事業を展開。現在は、成長戦略としてサステナブルリテールを掲げ、ビジネスモデルとテクノロジーの力を用いて地球にも人にも良い食を提供することを目指している。


スポンサーメッセージ

今の私たちは、数年後に売り上げを3倍に成長させることを目指しています。食の市場はまだまだ変わっていく市場であり、私たちが展開する食とサブスクリプションのビジネスモデルは、もっとお客様にとって当たり前になっていくと思っています。ですが、この3倍成長は、スタートアップではない今の私たちの規模からすると、想像がつかないほどの成長率となりますので、非連続の成長や前例のないチャレンジを日々掲げて業務をしています。その際、ビジネスマインドを持ち、事業をどんどん推進していくことにモチベーションが高い人が絶対条件となるので、KINGのようなビジネスに対して視座の高い人や成長意欲の高い人が多い団体に関わっていくことが、オイシックス・ラ・大地にとって非常に意味のあることだと思って協賛しました。


目次

KINGへの印象

ーーKINGの第一印象について教えてください!


三十年ほどの歴史があって、しかもビジネスコンテストをテーマとしている学生団体があるということを他に見たことがなかったので、単純にどんな人がいるんだろう?って興味を持ちました。(小川様)



ーーでは、実際に協賛してみてKINGはいかがでしたか?


交流会に参加させていただいた中で、目標や目的を明確にもって動かれている方がたくさんいらっしゃったので、アクティブな人が多いという印象です。(金田様)


何かを成し遂げたいんだっていうモチベーションの高い人が多いですし、特に運営スタッフ(KINGer)のタスクの一個一個の精度を高める為のモチベーションが想像以上でした。なので悪いギャップはなかったかな。良いギャップがありました。(小川様)

KINGへの思い

ーーKINGとは今後、どのように関わっていきたいと思っていますか?


一つ目は、どんどん繋がりたいということです。交流会でKINGの皆さんとお話させていただいたときに、ひとりひとりパッションやいろいろな考えをお持ちなので、私たち自身もすごく刺激になると思っていますし、学生にとっても社会人と触れ合う機会はあまりないと思っています。繋がること自体がお互いにとってwin-winになっていると感じています。

二つ目は、若い視点に触れたいと思っています。学生のときの果敢に挑戦する心とか、何かに向かって夢中になる気持ちとかって忘れてしまいがちなんですよね。なので、ビジコンという一つのことに向かって頑張っていらっしゃるKINGの学生さんの視点に触れることで、私たちも刺激をもらいつついろいろ勉強になっています。(金田様)

学生にとってのKINGの魅力 

ーー学生にとってのKINGの魅力は何だと思いますか?


三つあると思っていて、一つ目は、何かを成し遂げたいんだという熱量の高い人たち同士で仲間になれること。一生ものになる可能性があるなと思っているんですよね。二つ目は一つ目にもつながるんですけど、すごく一生懸命にやらなきゃいけないシーンが多いこと。つまり夢中になれる時間がたくさんある。そういう環境があることは、学生の成長にも大きくつながるなと思っています。

あとは、社会人からのフィードバックがもらえること。学生生活を過ごしていると、なかなか出会えない人たちが多いと思うので、貴重な機会だと思っています。(小川様)

オイシックス様とKINGの親和性

ーーオイシックス様とKINGには、どのような共通点があると思いますか?


私たちはブランドや事業を一から作って育てていく事業会社で、自分達の事業をどうグロースさせるか、または新しい事業をどう生み出すか、とても真剣に考えています。なのでビジネスマインドに親和性があると思っています。私たちは食の社会課題をビジネスの力で解決していくことをミッションに掲げているので、特に課題をビジネスの力で向き合う姿勢はすごく親和性があるなと感じています。(小川様)

KINGへのメッセージ

ーーKINGにどのようなことを期待していますか?


非連続の成長を楽しんでほしいと思っています。歴史がある団体なので、伝統のようなものもあるかもしれませんが、KING内での引継ぎがないというユニークさは、今までとは違ったことにどんどんチャレンジできる環境につながっているのだと思います。「これやってみようかな!」、みたいなのを思いついたらやっちゃう。そんな感じで今までやっていないことをしていくことで、成長が得られるのではと思っています。(金田様)


ーー非連続の成長のためには何が必要ですか?


当事者意識と顧客視点が必要だと思っています。当事者意識に関しては、そもそも自分が立場だったらどうかなと真剣に考えることができないと相手のことも考えられませんし、まして相手に価値を与えることもできないので、当事者意識はすごく重要だとビジネスに関わる上で思っています。ただ、一方で、自分目線だけでは、相手の求めることを実現させることができないので、顧客視点も同時に大事です。ビジネスは、相手に価値を提供した上でお金をもらうということなので、相手が求めているもの、もしくはそれ以上のものを提供する必要があります。だから、お客様が何を考えているかをお客様目線で考えることは必要だなと思っています。(金田様)

今の大学生へのメッセージ

ーー最後に、今の大学生に向けてメッセージをお願いします!


弊社の社長の髙島も、初めての起業は皆さんと同じ学生のときだったんですよね。彼の言葉を借りますと、「自分がハイパフォームするのはどんなときか、自分の学ぶ角度が鋭いときはどんなときか」、それを一人一人が知ってください。ハイパフォームというのは、息を吸うようにできることは無意識で出来てしまうといったような、すごく熱中していると思える瞬間や状態のことです。ビジネスコンテストに皆さんの貴重な時間や熱量を注ぐからには、なんとなくで判断するのではなく、自分がハイパフォームしている状態を”言語化”することがすごく重要だと思っています。その状態は、皆さんの強みが発揮されている状態とも言えると思うんです。今の時代、いろんな繋がりがあって、自分一人でやらなくても人に助けてもらったり、AIを使ったりなど、弱みはいくらでも補填できます。強みを伸ばしとことん挑戦することで、学生の貴重な時間を有意義に使ってもらえるのではないかと思っています。皆さん一人ひとりのことを応援しています!(金田様) 



ーーありがとうございました。

今回インタビューさせていただいたオイシックス・ラ・大地株式会社の社長、高島氏によるセミナーがYouTube上にてご覧いただけます!

動画のリンクはこちら↓


グロービスセミナー「オイシックスドット大地の過去・現在・未来~“起業家”髙島宏平氏が描く未来~」(2018年6月8日開催/グロービス経営大学院 東京校)